MOOERのPURE BOOST(ジャンクエフェクター )を修理!したかった・・・。
どうも、じょーじです。
今回修理するエフェクターはこれ!
PURE BOOST by MOOER です。
某オークションサイトから入手しました。
箱付き説明書付きで本体もかなり美品です。これが千円ちょっとで手に入りました。
今回は完全に修理を楽しむために買っちゃいました。
もう使うエフェクターはG3nとG1X FOURがあればいまのところ満足してます。
もはや修理が趣味ですね。
ジャンク品になった理由は「電源が入らないため」
このエフェクターはサイズが小さいので電池を本体にいれて動作するタイプではありません。9Vアダプターを接続して動作するタイプです。
届いてすぐに本当に壊れているか動作を確認するために、9Vアダプターを準備してシールドをイン側に刺してスイッチを踏みました。
すると、LEDが点灯!
お、壊れてないじゃんと思ったのも束の間、LEDが不規則に点滅し始めます。もしかしてフットスイッチの不良なんかなと思い2、3回スイッチをカチカチッと押してみます。
LEDの点滅状態は変わりません。次はIN側のシールドを抜き差ししてみます。
すると、次の瞬間、本体内部からシューっという音が。
それと同時にノブ付近から煙がでてきました。
しまったコンデンサが焼けたか!という思いが頭をよぎりつつ、慌ててアダプターとシールドを外します。
音と煙はやみましたが焦げたような匂いがします。
何かが焼けたのは間違い無いので、中を分解してみます。
フタを開けたところです。この時点では異常はみられません。
ノブ付近のハンダにも問題なし。なので全て外してみました。
そして発見。一瞬よぎった予想通りコンデンサが焦げてました・・・。
焦げる前のコンデンサの値を見ているはずもなく、修理しようにも値がわかりません。
ネットでPURE BOOSTの情報を調べると、どうやらこのエフェクターはRC BOOSTのコピーに近いエフェクターらしいです。なのでその辺りの回路図から探してみてコンデンサの値を割り出そうと思います。
ということで、今回はジャンクエフェクターをよりジャンクにしてしまった話でした。
もちろん修理できた時には追記します。追記(2021.07.25)
ようやく修理できました。ネットで回路図を調べてみて壊れた実機の回路と見比べて考えました。
その結果、10μfのタンタルコンデンサがついてたんだろうと予想しました。(ほとんど勘)
ということで近所のホームセンターで普通サイズの10μfの電解コンデンサ買ってきました。2個で60円でした。
ネットで頼めば小さいタンタルコンデンサも普通に買えるんですけど、10個単位とかの販売ばかりでそんなにいらないので、電解コンデンサで代用しました。
大きさが全然違うのでケースに入るか少し不安ですけど・・・。
そしてハンダ付け。
そのままだと絶対に入らないので、コンデンサの少し足を長めにして横向きにつけました。
で、ケースに入れて元に戻します。
早速この前買ったマルチスパナを使って締めていきます。スパナを何本も用意しなくていいのでほんと便利です。モンキースパナみたいに調整もしなくていいし。
完成しました。
ACアダプターを接続して音出しテスト。また煙がでないか心配でしたけど普通に音が出ました。
ヴォリュームだけ上げるとそのまま持ち上がる感じのエフェクトですね。大きいノブのGAINを回すとじわりと少しずつ歪が増えていきました。
使いやすそうなブースターですね。
ということで購入してから約2ヶ月(作業したのは実質1日くらい)、ようやく修理できました。
で、もう一つジャンクエフェクターを手に入れてるので、そっちの方はまた次回ということで。
Amazon→MOOER PURE BOOST
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